韓国の大衆文化であるKPOPアイドルは、世界的な人気を集めている。その中でも、特に日本では爆発的な人気を誇っている。
人気があるだけでなく、日本から自分もKPOPアイドルになりたいという願望を抱いて、渡韓する学生も少なくない。
日本貿易振興機構(JETRO)によると、2023年4月だけで前年同月比6.9倍の88万8,000人で、日本人だけで見ると57.5倍の12万8,000人と国別で最も多かった。[1] 日本での韓国ブームや韓国での日本ブームにより、日韓の観光客が行き来するようになっている。その時代背景には何があるのか。また、KPOPアイドルを実際に目指そうとしている学生はなぜ目指しているのか、そして、韓国での日本文化の人気はどのようなものなのだろうか。
[1] 益森有裕実, (2023.6.1), 2023年4月の訪韓日本人、訪日韓国人がそれぞれ国別でトップ, 日本貿易振興機構(JETRO) 中国北アジア課, (2023.8.14取得)
2023年4月の訪韓日本人、訪日韓国人がそれぞれ国別でトップ(韓国、日本) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ (jetro.go.jp)
KPOPアイドルの歴史
KPOPの韓国大衆音楽は1990年代に展開し、2000年代後半に日本でKPOPブームが巻き起こった。元祖KPOPアイドルともいわれる ”H.O.T” は、日本の男性アイドルグループSMAPの全盛期と同時期にデビューしたことで、韓国のSMAPと報道されていた。
SMエンターテインメントから1996年にデビューし、2011年まで活動を行った。
彼らのデビュー後、YGエンターテインメントから ”Sechs Kies” というグループが1997年にデビュー、SMエンターテインメントから “神話(SHINHWA)” が1998年にデビューし、KPOPアイドルが人気を得るようになった。
それ以前はアイドル文化がなく、HIPHOPが流行していたようだが、人気を誇っていた“ソテジワアイドゥル“ というHIPHOPグループの解散がアイドルの流行に火をつけたようだ。
また、女性アイドルとしては、SMエンターテインメントから、3人グループの”S.E.S“が1997年に結成され、日本での活動も始まった。
SMエンターテインメント所属のBoAもソロ活動で日本に韓国文化を進出させたうちの一人だと言える。
それ以降、2003年には SMエンターテインメントから “東方神起” が、さらに2006年にYGエンターテインメントから “BIGBANG” や 2008年に “東方神起” の後輩である “SHINee” がデビュー。
その後、JYPエンターテインメントから “2PM” がデビューし、第2世代アイドルの勢いを加速させた。
これにより、SMエンターテインメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントが韓国の三大事務所と呼ばれるようになった。2007年には、“KARA” や “少女時代” が日本でも人気を得た。
日本では誰もが知っている韓国アイドルに成長した。日本の小学校では運動会でのダンスに “KARA” の曲を使い、流行をつかむところも存在した。
2010年前半~2019年にかけて、第3世代と呼ばれるアイドル時代は、TwitterやInstagram、YouTube、VLIVEなどのSNSを通して、日本だけでなく全世界に広まることになった。
サバイバルオーディション番組などもこの時期から始まり、多国籍グループも誕生したことで、日本以外でも人気を得ることができるようになった。
2012年にはSMエンターテインメントから “EXO” 、2013年には BIG HITエンターテインメントから “BTS” がデビューした。“BTS” は圧倒的な人気を誇り、Billboard100で1位を誇るなど、韓国や日本から飛び出し、全世界から人気を得るトップアイドルに成長することとなった。さらに、2018年にPREDISエンターテインメントから “SEVENTEEN” が、2016年にはSMエンターテインメントからNCTがデビュー、同年にYGエンターテインメントから“BLACKPINK”がデビューし、現在もなお、人気を博している。また、2014年にSMエンターテインメントから“Red Velvet”、同年にRBWから ”MAMAMOO“ がデビューし、人気を得ている。また、オーディション番組といえば、2015年に「SIXTEEN」で結成されたJYPエンターテインメントの ”TWICE” である。韓国人5名、日本人3名、台湾人1名の多国籍グループである。公式サイトではKPOPグループとしてではなく、アジア発9人組ガールズグループとされている。[1]
そして、第4世代と呼ばれる2014年以降は、BTSが所属していたBig Hit エンターテインメントがHYBEレーベルとして台頭し、SEVENTEEN所属のPREDISエンターテインメントやそのほかの事務所がHYBEレーベルの傘下に入り、以前の三大事務所に加え、HYBEレーベルが四大事務所と呼ばれるようになった。そして、2018年にはJYPエンターテインメントから オーディション番組を経て、“Stray Kids” が、2019年にはBig Hit エンターテインメントから “TOMORROW X TOGETHER” 、JYPエンターテインメントから “ITZY” がデビューした。また、オーディション番組を通して結成されたグループとして、2020年にYGエンターテインメントから “TREASURE” が、同年にHYBE傘下のBELIFT LABから “ENHYPEN” が、挙げられる。そして、2020年にデビューしたSMエンターテインメントの “aespa” 、2021年にSTARSHIPエンターテインメントから “IVE” が、2022年にはHYBE傘下で、ADORから “NewJeans” 、SOURCE MUSICから “LE SSERAFIM” がデビューし、日本ヲはじめとし、世界中で人気を博している。特に、NewJeansは日本での公演で、JPOPや日本の昔のアイドル“松田聖子”などの歌を披露し、話題となった。これにより、韓国で日本の音楽がさらに有名になり、流行となっている。
そして、現在の第5世代は、2023年にオーディション番組から結成され、WAKEONE所属の多国籍グループ ZB1(ZEROBASEONE)が早くも人気を集めている。韓国人6名、中国人2名、カナダ人1名と日本人は含まれていないが、日本でも人気が出始めている。
[1] TWICE, 公式サイト, (2024.8.14取得) TWICE OFFICIAL SITE (twicejapan.com)
日本での韓国ブーム
日本ではアイドルに加えて、韓国ドラマや韓国料理などもブームが定期的に起きている。
初めての韓国アーティストのヒットとしては、1982年には、“チョ・ヨンピル”の「釜山へ帰れ」が日本でヒットした。第1次ブームとしては、2003年1月の“チョン・ジヒョン”主演の映画「猟奇的な彼女」に続き、同年4月に日本で放送開始された“ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ”の「冬のソナタ」が、1年後の2004年4月にNHK総合で再放送されて、社会現象になる。
この時期に、『韓流』という言葉が誕生する。
韓国ドラマはラブストーリーをはじめ、時代劇、サスペンス、ホラー、SFなどのさまざまなジャンルが充実している。ラブストーリーは中高大の学生が多く、サスペンスや時代劇は年齢が高い層にも人気があるなど、幅広い層が支持している。
また、韓国ドラマには独特な魅力があり、「見る前は好みの顔ではないし、かっこよく見えなかったのに、ずっと見ていたらだんだんかっこよく見えてきてなんでこんなに虜になってしまうのだろう」という現象が起こっているのをよく耳にする。
これは、“単純接触の効果”が現れているのではないかと考える。
単純接触の効果とは、「ある刺激に接触し続けることで、刺激に対する近く情報処理の段階で処理効率が上昇することによって刺激への親近性が高まる。この親近性の高まりが、刺激自体への好ましさに誤帰属される」というものだ。[1] この効果が、韓国ドラマを見るうえでも作用しているとするなら、俳優自体がかっこよく見えてくる現象も当たり前に起きるのではないか。それに加えて、韓国ドラマのストーリーにおいては、展開が早い、キャラクター設定が理想的、俳優のメイクや映りなどのスタイリングが良いことなどがあげられる。
また、韓国では日本と少し違い、俳優自身の熱心なファンダムが存在しているため、そのファンダムから広告効果を得ることなどで、それまで知らなかった人たちも興味を持つようになるのだろう。
このような要因が、日本での韓国ドラマブームに火をつけたと考える。そして、韓国ドラマに出てくる料理などを韓国人がとても美味しそうに食べることや好きな俳優がドラマの中で食べていたものを自分も同じものを食べたいという気持ちになり、韓国料理のブームが起こるのではないか。
また、韓国アイドルが食べていたものや使っているものなどは、売り切れになるほど人気が出ることが多い。そ
れにより、日本の雑誌などにモデルとしてKPOPアイドルが表紙になっていることや、特集で紹介されることなどもある。
このように、KPOPアイドルから韓国ドラマや韓国料理がブームになると同時に、韓国ドラマに出ていた俳優が単純接触で好きになったが実はアイドルだったことや、韓国料理のお店で食べていたらアイドルの動画が流れており、アイドルに興味を持つことなどもあるのではないか。
そのため、KPOPアイドルと韓国ドラマ、韓国料理などの文化は切っても切り離せない存在だと考える。
[1] 松田憲, (2007.1.15), 繰り返し接しているうちにどんどん好きになるのはなぜ? , 心理学って何だろう, 公益社団法人日本心理学会, (2024.8.22取得),https://psych.or.jp/interest/ff-20/
韓国での日本の音楽やアイドルの人気
日本でKPOPブームが巻き起こっていると同時に、韓国でもJPOP人気が高まってきている。
20年前までは、日本の植民地支配の歴史を理由として、国民感情に配慮するという形で日本の音楽を規制していた。特に、韓国政府はCDなどの流通や販売が厳しく規制されていた。
しかし、1998年に当時の政府が日本の大衆文化を段階的に開放し、2004年には全面的に開放された。もともとは、解放されてからも韓国の音楽市場で日本の音楽は存在感がなかった。 [1]
しかし、最近はTIKTOKやInstagram、YouTubeなどのSNSを通して、全世界に配信することができるようになり、人気が高まっている。
JPOPを好んで聞く人だけでなく、SNSで良いと思い、聞くようになった人もいるようだ。
また、最近のJPOP公演では、チケットが即完売など、日本アーティストの人気がデータで見て取られるようになった。
2023年12月に、“YOASOBI”のチケット4000人越えが1分で完売し、追加公演が行われた。
また、2024年3月には、“羊文学”が単独公演を開き、1000人近く収容可能なライブハウスがいっぱいになった。また、同年4月には、“King Gnu”の単独公演では4000人分のチケットが即完売し、急遽公演が決まり、2日間で8000人のファンが押し掛けた。
その他にも、“RADWIMPS”, “imase”, “Ado”などが韓国で公演を行った。また、韓国の書店やCD・DVDショップなどでは、JPOPゾーンや日本の雑誌なども売られている。日本のアイドルが表紙の雑誌なども多く販売されており、日本の音楽やアイドル人気もうかがえる。
今までも韓国でJPOPが流行することがあったが、現在JPOPを聞いている世代はZ世代である。
SNSなどで、その音楽に合わせて動画を取ったり、作ったりすることで、さらに多くの人が見ることになる。新しいJPOPアーティストを見つけるきっかけとして、例えば、韓国の人気アイドルが歌っており、好きだと言及した歌をそのファンたちは聞くきっかけになる。
また、SNSで流れてきて自分でよいと感じたものを聞いてみること、そして、世界的に人気がある日本のアニメの主題歌として使われている曲などである。
特に、アニメや映画の主題歌として使われる曲は、韓国だけでなく、世界的な人気を誇ることになるのだ。
このような日本のJPOPが韓国で人気のある状態は、日本でKPOPの人気がある状態と似ており、日韓はお互いの文化は互いに受け入れているということである。
音楽は人々を繋げるものであり、世界に必要不可欠なものである。また、KPOPアイドルに日本人や外国人が加わることで、さらにお互いの国に深まる絆を見出すことができるのではないか。
[1] 長砂貴英, J-POP有名アーティストが韓国で異例の公演ラッシュ なぜ? , NHK NEWS WEB, NHK ソウル支局, YOASOBI King Gnu 羊文学 J-POPアーティストが韓国で公演ラッシュ K-POP発信地でなぜ? | NHK | WEB特集 | 韓国
アイドルを目指す日本人
KPOPアイドルは、もともと韓国人で形成されているグループで、韓国発のグループのことをさしている。
しかし、いまや韓国人だけでなく、日本人、中国人、台湾人、など多国籍出身のメンバーがいるグループも増えている。
その影響か、日本からもKPOPアイドルとしてデビューするために練習生になりたいという学生がたくさんいる。日本の大学でもKPOPダンスカバーサークルなどが誕生しつつあり、日本の高校のダンス部でもKPOPの曲を踊ることも増えている。
しかし、練習生になるためには、厳しい体重管理や、肌管理、そして過酷なダンスや歌の練習が必須である。
また、韓国で練習を受けるにあたり、韓国語の能力も必須である。
今日では、日本の学生といっても、中学生や高校生が渡韓するようになっている。
彼ら彼女らの家族は金銭面でも精神面でもサポートをしなければならない。
しかし、練習生になったからと言って必ずしもアイドルとしてデビューできるわけではなく、デビューできなかった際には今までやってきたこと以外の勉強や他の分野の知識を身につけることから始めなくてはならない。
練習生の中でもデビューをつかみ取り、また、人気を得て長く活動することができるグループはほんの一握りである。
それでもKPOPアイドルになるために、練習生になろうと思う理由は何なのだろうか。
ACOPIAに住む練習生にアンケートを取ったところ、全員がKPOPアイドルの活動やオーディション番組に影響を受けたということだった。
KPOPアイドルが何千万人という人々に愛されており魅力的に感じるという理由だけでなく、自分自身が落ち込んでいた時にオーディション番組を見て、自分と同年代の子が出ており、励ましや勇気、元気、笑顔をもらったことで、自分もたくさんの人を笑顔にできるようになりたいという理由もあった。
また、もともと自分自身がヒトを笑顔にすることが好きで、それに加えて人前に立ってクオリティの高い歌やダンスを披露するために、自分の魅力を最大限発揮できるのはKPOPアイドルしかないという強い意志を持っている方もいた。
また、自分が自慢できるところやアピールできるポイントの項目では、一人ひとりが自分の魅力をしっかりと理解しており、自分がどの分野で活躍したいのかが確実な目標につながっているのではないかと考えた。
そして、日本人であるうえで、日本のアイドルを目指すという考えはなかったのかと問う項目を作ったところ、幼稚園や小さいころに日本のアイドルは好きだったけれど、日本のアイドルになろうという考えがあった人は一人もいなかった。
KPOPアイドルは日本のアイドル界よりも、厳しい世界でダンスや歌のレッスンも相当な量を積み重ねられており、日本よりもかっこいいアイドルになりたいという理由が見られた。
このように、過酷な練習や身体管理をこなさなければならない中でも、KPOPアイドルとして活躍したいという気持ちが強く、目標を必ずかなえたいという意思が見えて、まだ練習生の段階である人たちがとてもかっこよく感じた。
KPOPアイドルは、韓国人メンバーが中心である一方で、KPOPアイドルとして外国人メンバーがいることでグループにとって利益となることもある。
韓国国内だけでなく、絶大な人気を世界中で誇るためには、海外進出が必要不可欠である。
海外進出では、外国人メンバーがいることで、その外国人メンバーの国の市場に進出しやすくなる。
自国のメンバーがいるグループなら興味を持って応援したくなる気持ちを持つだろう。
そのため、韓国人以外の国籍を持つメンバーを含めたグループを作りたいという事務所の考えもあるのではないか。
それは日本人メンバーが採用される確率がとても高くなることを意味しているのではないか。
KPOP文化の日本への進出
KPOPアイドルの日本進出はもはや当たり前である。
しかし、アイドルの活動だけでなく、公開サバイバルオーディションなどの文化も取り入れられるようになった。日本を中心に活動しているアイドル“JO1”や“INI“は「PRODUCE101」という日本のオーディション番組からデビューが決まった。これは、韓国でのサバイバルオーディションと同じような形式で行われた。また、2023年には第3弾が行われ、新たに”ME:I”というグループが11人でデビューした。もともとは、韓国の音楽チャンネルであるMnetで企画・放送されていた「PRODUCE 101」が元祖オーディション番組である。
そこから、2016年にガールズグループ”I.O.I” や、2017年のseason2では、“Wanna One”がデビューした。2018年には、Mnetと日本のAKBグループによる日韓同時放送のオーディションとして、「PRODUCE 48」にて、多国籍グループのIZ*ONEがデビューし、2019年の「PRODUCE X 101」では、“X1“がデビューした。
このようなオーディション番組が日本でも見られるようになり、日本で人気になり、このような企画が日本人へ需要があることがわかるようになった。
しかし、日本でも昔からTVなどでの公開オーディション番組は行われていた。
1971年に始まった“スター誕生!”や、1970年に開始された“全日本歌謡選手権”などである。
ここでは、今も行われている“NHKのど自慢”のように老若男女が参加したため、合格者の基準を選ぶのが難しかった。しかし、当時13歳だった“森昌子”が初代グランドチャンピオンになり、大ヒットした。
これが呼び水となり、中高生を中心とした若者の応募が増え始め、その後の参加者層は主に10代の年齢層に方向性を決定した。これだけを見ると、現在KPOPなどで行われているオーディション番組と似ているようだが、とても大きな違いがある。それは、KPOPで行われているオーディションはサバイバル型であるということだ。
このサバイバル型オーディションは、自分が家や個人で練習してきたものを他の参加者の前でただ発表するものではなく。オーディション期間中は参加者が共に生活し、共に練習していくというものである。
また、グループでの課題や目の前にいる審査員だけでなく、世界中の視聴者がオンラインで投票することもできるようになっているなど、自分以外の影響をたくさん受ける環境で行われるのだ。
この中で、期間中に最後まで残れずに脱落してしまうメンバーもいるのである。
自分が選ばれ、共に頑張ってきた仲間が脱落するという嬉しくてもむやみに喜ぶことができない状況に置かれる場合もある。その中でも、力強く生き残った人がアイドルとしてデビューすることができるのだ。
このようなオーディション番組はいまだかつて日本にはなかった新しい文化である。
これが日本に取り入れられることで、KPOPアイドルになりたいと考えている人々は、自分にもできるのではないかという親近感を抱くようになり、もともとあまり興味がなかった人もKPOPアイドルに興味を持つのではないか。
また、オーディション番組がオンラインにて世界各国で見られることで、このオーディションに出れば、自分も世界から注目されるのではないかと考えるようになるのではないか。
このように、KPOPが日本人に人気なのは、歌やダンスのクオリティよりもビジュアルや衣装などを重視している日本のアイドルとは違い、ビジュアルももちろん重視しているが、歌やダンスのレッスンを数えきれないほどこなしていて見せ方や演出もかっこいいKPOPアイドルが日本人や世界中に人気がある理由の一つである。
韓国の文化はアイドルだけでなく、韓国ドラマや韓国料理などの魅力もあるが、KPOPアイドルがそれらを広めることもあるため、韓国の音楽以外の流行もアイドルと絡みついていると考えられる。
人気だからと言って誰もがKPOPアイドルのトップスターになれるとは限らず、むしろなれない人の方が多いのではないか。
しかし、そんな厳しい環境や過酷なレッスンや身体管理をこなしてまでもなりたいと思う人は、自分がアイドルから力をもらったように自分自身も人に力を与えたいと思い、自分が発揮するべき才能をよく自己理解しているため、目標に向かって一直線につき進めるのではないか。
自分の夢をつかみ取るまでの努力ができる人々であると感じたため、心から応援しています。
YG エンターテインメント(コネストより)
SMエンターテインメント(朝日新聞より)
HYBE(Kstyleより)
JYPエンターテインメント(コネストより)
・・記者:甲斐百合子(明治学院大学)