[일본지진피해돕기 자원봉사활동을 위한 KJ포럼 광화문 전체회의 결과보고]
[東北地方太平洋沖地震の復旧を助けるためのKJフォーラム全体会議の結果報告]
2011년 3월 26일(토) 오후 6시부터 8시까지 개최된 전체회의 경과 및 결과 보고입니다.
자원봉사 지원서를 제출한 총 500여명 중에서 [3.26 전체회의]에 참석한 사람은 100명 정도
였고, 회의 종료 후의 간담회에는 총 30명 정도가 참석했습니다.
회의에 참석하지 못하신 분들을 위해서 어제의 진행경과를 소개하고 사진을 첨부합니다.
먼저, 전체회의를 주최한 한일사회문화포럼 측에서 일본현지의 현황보고 및 자원봉사 제안이 있었고,
일본 미야기현 서울사무소 소장, 일본 동북3현 서울사무소 소장이 현지상황에 대한 설명 및 자원봉사
의지와 자선모금활동에 대한 감사를 표했습니다.
미야기현 서울사무소 아베소장님은 현지상황 보고와 한국인들의 자원봉사 열기에 대한 감사표시를
언급하는 도중에 손수건으로 계속 눈물을 닦으셨고, 통역하는 스탭도 울면서 통역을 했습니다.
테레비 아사히 서울지국에서 취재를 왔고, 15명이 진행스탭이 역할분담을 하여 진행을 했습니다.
방사능에 대한 정보를 정확히 설명하는 시간도 따로 마련했었고, 전체의견수렴의 시간도 가졌습니다.
지금 바로 일본에 가지 못하는 것에 대한 답답함을 호소하는 의견도 있었고, 그에 대해 일본인 참석자
로부터 "지금 가면 오히려 민폐가 된다. 기다려주시고 현지와 조율이 필요하다"는 설명도 있었습니다.
※ 저희 단체도 일본의 적십자사, 재해지역 및 주변지역의 자원봉사센터 등에 연락했지만, 지금은 일본인
자원봉사자라 하더라도 같은 현(縣) 의 사람이 아니면 받지 않는다는 회답을 받았습니다. 현지사정에 익숙
하지 않은 일본국내의 타지역 또는 외국의 자원봉사자들을 받아들일 준비가 되지 않았기 때문입니다.
※ 일본에는 1995년 고베대지진의 경험 및 1998년 NPO법(비영리민간단체법)이 만들어진 이후, 전국적으로
자원봉사단체가 무수히 설립되어 있고, 자원봉사의 수용을 위한 사전승인과정과 안전하고 효과적인 봉사
활동을 위한 제도장치와 안전장치가 마련되었습니다. KJ포럼 네이버 카페에 올려둔 매뉴얼은 일본 니가
타현 자원봉사센터의 행동메뉴얼입니다. 이것을 읽어보시면 일본에서 자원봉사가 마음만으로 안된다는
것을 알 수 있습니다..참조해주시기 바랍니다.
※ KJ포럼 네이버카페 : http://cafe.naver.com/kjforum
[의견수렴결과] --------------------------------------------
1. 현지상황이 안정된 후에 일본측과 충분히 협의를 한 후에 출발해야 한다는 방향으로 정해졌고
구호품에 대해서는 챠리티 행사에서 판매하여 수익금을 일본의 재해지역에 전달하기로 의견이
모아졌습니다.
2. 오카야마 등의 후방지역 활동을 희망하시는 경우에는 지금이라도 출국이 가능하니 희망하시는
분은 KJ포럼으로 연락주시기 바랍니다. 일본어를 잘 하시는 분에 한합니다.
3. 일본에서 자원봉사를 하기 위한 주의사항, 자원봉사자들의 마음자세 등도 유인물을 통해서
참석자들 에게 전달됐습니다. 네이버 카페 게시판에도 올려두겠습니다.
→ 한일사회문화포럼 네이버카페 : http://cafe.naver.com/kjforum
4. 아키타현, 동경지역을 비롯한 일본현지에서 자원봉사활동을 할 수 있도록 4월 중에는
섭외를 완료하고 베이스캠프를 마련하기로 했습니다. 하지만 현지상황에 따라서는 다소
지연될 수도 있습니다. 5월 중에는 실제 현지파견이 시행되도록 노력하기로 했습니다.
5. 일본현지에 베이스 캠프가 마련되면, 선발대가 먼저 파견되고, 그후엔 모두가 희망하는
시기에 희망하는 기간만큼 현지에 가서 자원봉사 활동을 할 수 있도록 중재하기로 했습니다.
6. 현지 출국 전에 지원자들의 신상파악 및 건강문제, 현지활동의 주의사항 등의 사전교육을
실시하고 보험에도 가입해야 합니다.
7. 현지활동에 소요되는 경비는 숙박과 기본식사에 대해서는 KJ포럼이 일본측과의 교섭 및
후원과 협찬, 챠리티 행사를 통한 모금으로 지원하기로 했고, 그외 항공비를 포함한 경비는
개인부담하기로 했습니다.
8. 현재의 운영스탭진이 중심이 돼서, 챠리티 행사와 기업후원 등을 받기 위한 활동을 바로
시작하기로 했습니다.
9. 앞으로도 한일사회문화포럼 네이버카페(=http://cafe.naver.com/kjforum)를
의견교환과
정보공유의 공간으로 삼아서, 모두가 힘과 마음을 모으기로 했습니다.
※ KJ포럼 네이버카페 : http://cafe.naver.com/kjforum
[동북3현 및 북해도 서울사무소장의 인사말]
東北3県北海道ソウル事務所長の挨拶言葉
韓国人ボランティア団体に際してのあいさつ文について
北東北3県・北海道ソウル事務所 高橋利明
皆さん、この度は東北地方太平洋沖地震による東北関東大震災の震災の様子を見たり聞いたりして、この被災者の為に何かボランティアをしたいという熱い思いを持たれ、多くの韓国の方々にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
私は北東北3県・北海道ソウル事務所の高橋と申します。
少し説明をさせて頂きますと、北東北3県といいますのは、本州の最北端でリンゴが有名である青森県、昨年の韓国ドラマ「アイリス」で有名となりました秋田県、日本で北海道の次に大きな県である岩手県です。(北海道は韓国でもかなり自然や雪まつりなどで有名になっています。
さて、日々の被害や被災者の状況を見ますと、わたしどもの事務所管内としては、岩手県が東北地方太平洋沖地震により甚大な被害を受けているところであります。岩手県では死者・行方不明者が1万人以上であるようです。
しかし、2週間経過しても、いまだに被害・避難の全容がつかめていないという状況です。避難所で暮らす方々の生活も非常に不便な環境の下、何とか毎日を過ごしているところであります。
個人的なお話をさせて頂きますと、わたしくの妻の実家は岩手県沿岸部の陸前高田市というところです。ここでは津波により多くの方々が命を失われました。しかし、大変幸運にも家族の人たちは無事でした。残念ながら、住んでいた家は津波で流されてしまい、もう住むところはありません。しかし、何とか復興して、住むところを立て直していけるよう私も支援していきたいと思います。
今回、このような状況を韓国のマスコミや報道等で聞き及び、多くの韓国の方々に激励や励ましの言葉を頂いており、大変感謝しているところであります。
また、ソウル市内では、「日本の被災者のみなさんがんばってください。」という看板も多くの所で見かけるようになり、韓国の皆さまのからソウルのいろいろなところで応援してくれている、という気持ちを持たせてくれて頂き感謝しています。
まして、本日、このように自発的に何か支援したいという気持ちを持って頂き集まって頂いた多くの方々には、ことばでは言い尽くせないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。
今回、非営利団体韓日社会文化フォーラム様を通じ、ソウル市内での募金活動を考えていらっしゃるとの話を受けております。大変ありがたい話だと思います。感謝申し上げます。残念ながら、当事務所では義援金等の受け付けはしておりません。
韓国赤十字社を通じて支援して頂ければ大変ありがたいと思います。被災された一人でも多くの方々の心の支えになると思いますので、是非、皆さんのご協力をよろしくお願いしたいと思います。
本日は、ここにお集まりの皆さんや、このような機会を作ってくださいました非営利団体韓日社会文化フォーラムの関係者の皆さまのご協力に感謝申し上げ、あいさつと代えさせて頂きます。本当にありがとうございました。
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[미야기현 서울사무소장의 인사말] 宮城県ソウル事務所長の挨拶言葉
私は、日本の東北地方、「宮城県」の海外事務所である「宮城県ソウル事務所」の所長をしております、阿部貴夫(あべたかお)と申します。今日は、去る3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」にあたり、ボランティアを希望する多くの韓国人の皆様がお集まりになる機会があるとお聞きし、皆様方のその温かいお気持ちに一言「感謝の言葉」を申しあげたく、参りました。
今回の地震でもっとも被害が大きかったのが、残念ながら「宮城県」でした。
最大震度である「震度7」を記録したのは宮城県の内陸部でしたが、これまでの地震対策が功を奏したのか建物の倒壊による死者は少なく、亡くなられた方のほとんどは「津波(つなみ)」によるものです。
津波対策も、50年前の「チリ地震津波」での被害を踏まえ、高い防潮堤を築いたり、防災訓練を行うなど対処してきましたが、あくまでも「当時の津波5.5m」を想定したものであり、まさかその3倍以上の15mから20mもの津波が来ようとは誰も想像できませんでした。
私の両親は、地震が一番強かった「栗原市(くりはらし)」に弟夫婦と一緒に住んでおり、地震発生後、直ぐに電話をしたのですが、停電や通信制限などでなかなか繋がらず、その間は、とても不安で眠れない日々が続きましたが、ちょうど1週間後にやっと声を聞くことができ、無事を確認できました。
自宅も住居は、だいぶ壊れたようで修理にはだいぶ時間とお金がかかるようですが、何とか住める状況ではあるようです。しかし、大事な先祖のお墓が倒壊するなど被害は甚大でしたが、命が助かっただけでも幸せです。
私の仕事の同僚だった先輩は、勤務先が沿岸部で津波にさらわれて亡くなりました。
友人の中にも、未だに連絡が取れない人が何人もます。すぐ周りの人の中にも、住宅を津波に流され、母親とお婆さんも行方不明の人がいます。
地震発生の時間が午後3時前と言うこともあり、沿岸部に住んでいて家に居た老人や子ども達の多くも、津波の犠牲になりまし た。
中には、間もなく小学校1年生になるはずで、赤いランドセルを買ってもらったばかりの女の子がいます。これから、友達といっぱい遊んで、いっぱい勉強して、いつか恋人が出来て、結婚して、子どもが出来て・・・、そんな普通の「小さな幸せ」さえも奪われました。
あるお爺さんは、目の前で愛する妻と、最愛の孫を流されまま行方不明だと言い、「出来れば自分が代わってあげたかった」と話し、今でも自宅があった付近を探しているそうです。
本当に、一つ一つの悲しい事実に、胸が張り裂けそうな気持ちです。これまでの死亡者に行方不明者の方々を合わせると、最終的な犠牲者(死亡者)は、1万5千人を超すと言われています。これは、小さな街ひとつの全員が亡くなったようなものであり、宮城県の人口230万人の、「実に150人に一人が亡くなった」という、恐ろしい事実です。
地震発生後、テレビのニュースをご覧になった多くの韓国人の方々から、励ましの電話やメール、そして事務所を訪問して頂きました。そして、多くの方々から「宮城県の被災者の方々へ義援金を送りたい」との有り難い申し出を受けています。
しかしながら、韓国の募金に関する法律上、宮城県ソウル事務所が「積極的に募金を集めることは禁じられている」ため、これまで積極的なPRはしていません。
電話でソウル事務所に照会があった方々や、新聞の取材記事で知った方々、そして友達から友達へという形で情報が伝わり、皆様からから宮城県ソウル事務所が開設した専用口座で「義援金」お預かりし、宮城県庁の「災害対策本部」あてに送っています。
そういう理由から、今日も、この場で私から「宮城県の被災者に対する義援金」のお願いはできません。しかしながら、もし、「宮城県へ義援金を送りたい」とう方がお出でであれば、直接、宮城県ソウル事務所へ電話照会して頂くか、韓日社会文化フォーラムの事務局の方へお問い合わせ頂ければ幸いです。
宮城県には、「仙台空港(せんだい くうこう)」という空港があり、韓国からはアシアナ航空が毎日就航し、仁川空港から約2時間ほどの近い距離にあります。
日本三景「松島(まつしま)」をはじめとする美しい自然が豊富であり、温泉・ゴルフ場・スキー場などの娯楽施設がたくさんあるところです。
世界3大漁場のひとつである「三陸海岸」では、特にマグロやさんま、フカヒレと言った海産物が美味しいところで、年間2万人以上の韓国人観光客が訪れています。
宮城県の復興に向けた動きは、まだまだ先になります。福島原子力発電所の放射能被害も、中心都市仙台(せんだい)までは、120キロ以上離れているので、影響は無いようです。
今は、ひたすら行方不明者の方々の安否を早く確認出来るよう祈るのみです。どうか、いつの日か、宮城県が再び立ち上がる時まで、韓国の皆様には温かい気持ちで支えて頂きたく、お願いいたします。
そして、韓国と日本・とりわけ宮城県とが、さらに友好な交流を築くことが出来るよう願ってやみません。
今日は、本当にどうもありがとうございました。
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2011. 3. 27
한일사회문화포럼 사무국